同心一力
読み方:どうしん いちりょく
意味
多くの人が心を同じくし、力を一つに合わせて物事に取り組むこと。共通の目的を達成するため、互いに協力して全力を尽くすという意味。
由来
中国の歴史書『後漢書』の「朱儁伝」に見える語とされる。「同じ心で、一つの力となる」という意味の語句に基づく。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀前半(およそ432〜445年)に編纂した、後漢時代を扱う史書である。
備考
主に組織・仲間・地域などが共通の目的のために団結する場面で用いる、やや硬い表現。「同心協力」「同心戮力」とも近い意味で使われる。
誤用・混同注意
- 「どうしんいちりき」と読むのは誤り。標準的な読みは「どうしんいちりょく」。
- 「同心協力」は近い意味の別の四字熟語であり、「同心一力」の誤記ではない。
例文
- 地域の復興という目標に向け、住民と行政が同心一力で取り組んだ。
- 困難な局面だからこそ、チーム全員が同心一力となって課題を乗り越えよう。
- 社員が同心一力で技術開発を進めた結果、新製品の完成に至った。