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古貌古心

読み方

こぼう こしん

意味

外見も心も、昔の人のように飾り気がなく質朴で、古風な趣を備えていること。「古」は単に年老いているという意味ではなく、古人に通じる実直さ・素朴さを表す。人の人格や風格を、主として好意的に評する語。

由来

中国・唐代、韓愈(768~824)の詩「孟生詩」にある「孟生江海士、古貌又古心(孟生は江海の士、古貌また古心)」に基づく。孟生という人物が、容貌も心も古人のように質朴であることをたたえた表現が、四字熟語として定着した。

分類・構成

備考

日常会話ではあまり多用されない、文語的で格調のある表現。「古貌」は古びた顔という単純な意味ではなく、「古心」とともに古人のような質朴な風格を表すため、通常は肯定的に用いる。

誤用・混同注意

  • 「貌」を「容」にして「古容古心」とするのは誤り。正しくは「古貌古心」。
  • 「古心」を「孤心」と書くのは誤り。

例文

  • 流行に惑わされず誠実に暮らす祖父は、まさに古貌古心の人である。
  • その老書店主には飾り気がなく、古貌古心の趣があった。
  • 作家は主人公を、学問に実直な古貌古心の学者として描いた。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字