勤倹持家
読み方:きんけん じか
意味
よく働いてむだ遣いをせず、節約を心がけながら家計や家業を維持すること。「勤倹」は勤勉で倹約なこと、「持家」は家を保ち支えることをいう。
由来
中国語の成語「勤俭持家」に由来する。出典として、中国の作家・巴金の随筆「談〈秋〉」(20世紀中頃)が挙げられる。同作では、勤労と節約によって家事・家計をしっかり切り盛りする女性を形容している。日本語にも漢語として取り入れられた。
備考
「持家」はここでは「持ち家(所有する住宅)」ではなく、「家計・家業を維持すること」の意。やや古風で、家訓や生活態度を述べる文脈で用いられる。
別表記
- 勤儉持家
誤用・混同注意
- 「持家」を「持ち家(所有住宅)」の意味と解するのは誤り。ここでは「家計・家業を維持する」の意。
例文
- 祖父は勤倹持家を信条とし、家族の生活を長年支えた。
- 物価が上がる時代には、勤倹持家の姿勢が家計の安定につながる。
- 彼女は勤倹持家の人として知られ、収入の範囲内で堅実に暮らしている。
分類
類義語
対義語
- 奢侈放逸
- 放蕩無頼