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力不従心

読み方

りょく ふじゅう しん

意味

自分の能力や体力が、心で望んだり考えたりしたとおりには働かないこと。やりたいという意志や計画はあるのに、実力・体力・状況などが伴わず、思いどおりに実行できないことをいう。

由来

中国の歴史書『後漢書(ごかんじょ)』西域伝に見える語とされる。「諸国、力心に従わず」という趣旨の記述に由来し、能力・力が意志に従わないことを表した。『後漢書』は南朝宋の范曄が5世紀前半(およそ432~445年)に編纂した歴史書である。

備考

「意志はあるが、それを実現する力が足りない」という無念さを含む表現。主に体力・能力・資金・人手などが不足する場面で使う。単なる怠慢や意欲不足には通常用いない。

例文

  • 若い頃のように徹夜で働こうとしても、今は体力が力不従心で、翌日に疲れが残る。
  • 企画への意欲は十分だったが、予算と人員が足りず、力不従心のまま計画を縮小した。
  • 彼は復帰を強く望んでいるものの、けがの回復が遅く、力不従心の日々を送っている。

類義語

  • 心有余而力不足
  • 力不足
  • 思うに任せない

対義語

この四字熟語に使われている漢字