利欲薫心
読み方
りよく くんしん意味
利益や財産、名誉などを手に入れたいという強い欲望に心を奪われ、冷静な判断や道理を見失うこと。「利欲」は利益を求める欲、「薫心」は煙が心をいぶすように、心を迷わせる意を表す。由来
中国の成句「利欲熏心(りよくくんしん)」に由来する。「熏」は煙でいぶすことを表し、利を求める欲望が心をいぶして曇らせる、という比喩である。日本語では「薫心」と書く形も定着しており、主要な国語辞典にも四字熟語として載る。文献上の正確な初出・成立時期は不詳である。備考
強い非難を含む語で、主に人の強欲さや、それによって道理を失う状態を批判的に述べる際に使う。「利欲熏心」とも書く。例文
- 利欲薫心に陥った彼は、取引先との長年の信頼関係まで犠牲にした。
- 経営者が利欲薫心となれば、会社の社会的責任を見失いかねない。
- 政治を利欲薫心で動かしてはならず、公共の利益を第一に考えるべきだ。
類義語
対義語
- 無欲恬淡
- 清廉潔白
- 無私無欲