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円滑洒脱

読み方:えんかつ しゃだつ

意味

物事の進め方や話し方、文章、人柄などが、よどみなく滑らかで、さっぱりと洗練されていること。また、そのさま。「円滑」は支障なく進むこと、「洒脱」は俗気がなく、あか抜けていることを表す。

由来

「円滑」と「洒脱」という二つの漢語を並べて、その性質を強めた表現である。「円滑」は滞りなく穏やかに進むこと、「洒脱」はこだわりがなく洗練されていることを意味する。特定の中国古典の一節を出典とする故事成語ではなく、四字熟語としての成立時期・初出年は明確ではない。近代以降の文章語・評価語として定着したと考えられる。

備考

日常会話よりも、文章・弁舌・振る舞いをほめる改まった表現として用いられる。「ただ世渡りがうまい」の意味ではなく、滑らかさと洗練の両方を評価する語である。

誤用・混同注意

  • 「円滑酒脱」と書くのは誤り。正しくは「円滑洒脱」。
  • 類義語の「円転滑脱」と混同しない。両方とも成立するが、別の四字熟語である。

例文

  • 司会者の円滑洒脱な進行のおかげで、長時間の式典も滞りなく終わった。
  • 彼は難解な理論を円滑洒脱な話しぶりで説明し、聴衆を引き込んだ。
  • この随筆は、円滑洒脱な文章の中に鋭い観察が織り込まれている。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字