兵強馬壮
読み方
へいきょう ばそう
意味
兵士が強く、軍馬がたくましいこと。転じて、軍隊の戦力・装備が充実し、非常に強大であることをいう。現代では、組織やチームの陣容が強力であることの比喩としても使われる。
由来
中国の歴史書『新五代史』の「安重栄伝」に見える語。後晋の武将・安重栄が、940年代ごろに「天子に生まれつきの家柄があるわけではない。兵が強く馬が壮健な者が天子となるのだ」と述べた「兵強馬壮者為之爾」に基づく。『新五代史』は北宋時代、11世紀に欧陽脩らによって編まれた。
分類・構成
備考
本来は軍事力の充実を表す語で、「兵」は兵士、「馬」は軍馬を指す。現代では実際の軍隊に限らず、優秀な人材や資源がそろった強力な組織・チームにも比喩的に用いる。
例文
- 隣国は兵強馬壮の軍勢を擁し、周辺諸国に大きな影響力を及ぼしていた。
- 史料には、その武将が兵強馬壮を誇って反乱軍を討ったと記されている。
- 新チームは有力選手をそろえ、まさに兵強馬壮の布陣で大会に臨んだ。
類義語
- 精兵強将
- 百万雄師
- 富国強兵
対義語
- 兵疲馬弊
- 兵力薄弱
- 老弱残兵