八面威風
読み方
はちめん いふう
意味
どの方向・どの立場から見ても、威厳や迫力があり、堂々として立派に見えること。人の姿や態度、組織・軍隊などが強い威勢を備えている様子をいう。
由来
中国・元代(13~14世紀)の雑劇、尚仲賢作『単鞭奪槊』第二折にある「大将軍八面威風」という表現に由来するとされる。「八面」は四方八方・あらゆる方面、「威風」は人を圧するような威厳のある姿を意味する。
分類・構成
備考
人・軍隊・建物などの威厳や迫力をほめる語。単に多方面で活躍する意味や、誰にでも愛想よく振る舞う「八方美人」の意味ではない。
誤用・混同注意
- 「威風堂々」と混同して「八面威風堂々」としない。
- 「八面」を『八つの顔』の意味と解し、八方美人的な意味で用いるのは誤り。
例文
- 新任の指揮官は壇上に立つだけで八面威風の趣があり、隊員たちを引き締めた。
- 彼女は国際会議で八面威風たる演説を行い、各国の代表を感服させた。
- 完成した新社屋は八面威風の構えで、会社の勢いを象徴している。
類義語
- 威風堂々
- 威風凛々
- 堂々たる