偃旗息鼓
読み方
えんき そくこ
意味
旗を倒して軍鼓を鳴らすのをやめ、軍隊の行動や戦闘を停止すること。転じて、争いや活動を表立って行わず、静かにしていること、勢いを潜めることもいう。
由来
中国の歴史書『三国志』蜀書「趙雲伝」に引用される『趙雲別伝』に由来する。後漢末から三国時代(3世紀ごろ)、趙雲が敵軍を警戒させるため、陣営の旗を伏せ、太鼓を止めた故事に基づく。「偃」は倒す、「息」は止めるの意。
備考
本来は軍事上、旗と太鼓を用いる行動を止める意。現代では、論争・営業活動・政治運動などが勢いを失ったり、表立った活動を控えたりする比喩としても使う。
例文
- 両軍は長期の戦いの末、偃旗息鼓して停戦交渉に入った。
- 競合他社は新製品の発売後、しばらく偃旗息鼓したように見えた。
- 批判が集中したため、その団体は当面、偃旗息鼓して活動を控えている。
類義語
- 偃武息戈
- 偃武修文
- 戦闘中止
- 鳴りを潜める
対義語
- 戦闘開始
- 開戦
- 旗鼓堂堂