修身養性
読み方
しゅうしん ようせい
意味
自分の心身を修め、欲望や感情を節しながら、品性・徳性を養い高めること。学問や生活態度を通じて人格を磨くという意味で用いる。単なる健康法や身体鍛錬だけを指す語ではない。
由来
「修身」は自らの行い・人格を修めること、「養性」は本来の性質や徳性を養うことをいう。元代(13世紀末〜14世紀)の無名氏作とされる雑劇「博望焼屯」第一折に、「修身養性、持経念仏」と見える。経を読み念仏することと併せて、身を慎み徳性を養う意で用いられた。
分類・構成
備考
現代日本語ではやや硬い書き言葉で、自己修養や人格陶冶の文脈で使う。「性」は性格・本性・徳性の意味であり、性的な意味ではない。
誤用・混同注意
- 「修心養性」と書かれることがあるが、標準的な四字熟語の表記は「修身養性」。
- 身体を鍛えたり健康を保ったりすることだけを意味する語ではなく、主に人格・徳性を磨くことを指す。
例文
- 退職後は、読書と庭仕事を楽しみながら修身養性に努めている。
- 指導者には専門知識だけでなく、日々修身養性に励む姿勢も求められる。
- 山寺での静かな生活を、彼は都会の喧騒を離れて修身養性するよい機会だと語った。
類義語
対義語
- 放縦無頼
- 自堕落