依依恋恋
読み方:いい れんれん
意味
物事・人・場所などに強く心を引かれ、離れたくても離れられないさま。また、未練がましく、いつまでも思い切れずに執着するさまをいう。「依依」も「恋恋」も、慕って心が離れない意。恋愛に限らず、故郷や思い出の品などへの愛着にも用いる。
由来
中国語の「依依」「恋恋」という、いずれも心が離れず慕い続けるさまを表す畳語を重ねた表現である。特定の一書を典拠とする故事成語としての成立時期・出典は明確ではない。日本では漢語的な四字熟語として定着し、離れがたい未練や執着を表す語として用いられる。
備考
やや文章語・硬い表現で、強い愛着とともに「未練がましい」「執着している」という含みを持つことがある。恋愛だけでなく、故郷・人・物・過去などにも使う。
別表記
- 依々恋々
補足
- 「依依」を「いよい」と読まない。慣用的な読みは「いいれんれん」。
例文
- 卒業の日、仲間と別れるのが依依恋恋で、校門の前をなかなか離れられなかった。
- 長年住んだ故郷を去る彼は、依依恋恋として駅のホームに立ち尽くしていた。
- 閉店する店への依依恋恋の情を、常連客たちは思い出話にして語り合った。
分類
類義語
- 依依不捨
- 未練千萬
- 後ろ髪を引かれる
- 名残惜しい