交頭接耳
読み方
こうとう せつじ
意味
頭を寄せ、耳を近づけて、他人に聞こえないよう小声で話し合うこと。ひそひそと内緒話や相談をする様子をいう。会議や授業などで周囲を気にして私語する場面では、やや批判的なニュアンスを伴うことがある。
由来
中国・元代の劇作家、関漢卿(かんかんけい)作とされる雑劇「単刀会」に見える語とされる。13世紀末から14世紀初頭ごろの作品中で、人物が頭を寄せ耳を近づけて相談する様子を表した表現が、日本でも四字熟語として定着した。
分類・構成
備考
「交頭接耳する」「交頭接耳して話す」のように用いる。単に親しく話すことではなく、他人に聞かれないように小声で話す状況を表す。場面によっては私語をとがめる含みがある。
誤用・混同注意
- 「こうとうせっじ」と読むのは誤りで、正しくは「こうとうせつじ」。
- 他人の会話を盗み聞きする意味ではない。話し手同士が頭を寄せて小声で話すことをいう。
例文
- 会議の最中に社員同士が交頭接耳していたため、部長は意見があるなら皆の前で述べるよう促した。
- 子どもたちは先生に聞こえないよう、交頭接耳しながら何やら笑っていた。
- 重要な説明の途中で交頭接耳する態度は、周囲に不信感を与えかねない。
類義語
- 窃窃私語
- 耳語私語
- 密談
- ひそひそ話