二六時中
読み方:にろく じちゅう
意味
一日じゅう、絶え間なく、いつもという意味。もとは仏教で昼夜をそれぞれ六つの時間帯に分けた「昼六時・夜六時」を合わせた語で、昼も夜も常に、というニュアンスを表す。
由来
仏教語。「二六」は昼の六時と夜の六時、すなわち一昼夜を表す。古代インド由来の仏教的な時刻区分では、昼夜を各六分していたため、「二六時中」は一昼夜のあいだ、常にという意味になった。日本では中世以降、禅語・仏教語として用いられ、のちに一般語化した。正確な初出年は不明。
備考
「二六時中」は「常に」「一日中」のやや硬い表現。実際には二十四時間ずっとという厳密な意味ではなく、「いつも」「ひっきりなしに」の強調として使われることも多い。数字の「二六」は「にろく」と読む点に注意。
補足
- 「二六時中」を「じゅうろくじちゅう」と読むのは誤り。正しくは「にろくじちゅう」。
- 「二十四時中」と書くのは誤り。
- 「四六時中」と混同されることがあるが、「四六時中」は別の四字熟語として定着している。
例文
- 彼は二六時中、仕事のことばかり考えている。
- 子どもが熱を出したので、母親は二六時中そばについて看病した。
- スマートフォンを二六時中見続ける習慣は、生活のリズムを乱しかねない。
分類
類義語
- 一日中
- 終日
- 四六時中
- 年がら年中
- 朝から晩まで
対義語
- 時々
- 断続的
- 一時的