二八佳人
読み方
にはち かじん
意味
十六歳くらいの、若く美しい女性をいう語。「二八」は二掛ける八で十六を表し、「佳人」は美人・美しい女性を意味する。主に漢詩や古典的・文学的な文脈で用いられる。
由来
北宋の詩人・蘇軾(1037~1101)の詞「木蘭花」にある「二八佳人細馬馱(にはちの佳人、細馬に駄す)」に基づくとされる。中国で「二八」は二×八=十六歳を表し、「佳人」は美しい女性を指したことから、十六歳ほどの美人の意味になった。
分類・構成
備考
現代の日常会話では古風で文学的な語である。年齢や容姿を限定して女性を表す語でもあるため、実在する人に対して軽々しく使うことは避けるのが望ましい。
誤用・混同注意
- 「二八」を「二歳と八歳」や「二十八歳」の意味と解するのは誤り。ここでは二×八=十六歳を表す。
- 「にっぱちかじん」と読むのは一般的ではなく、標準的な読みは「にはちかじん」。
例文
- 作者は物語の主人公として、二八佳人を登場させた。
- 漢詩には、春の景色とともに二八佳人をたたえる表現が見られる。
- その肖像画は、華やかな衣装をまとった二八佳人を描いた作品として知られる。
類義語
- 花の十六
- 妙齢の女性
- 十六歳の美人