乱七八糟
読み方
らんしち はっそう
意味
物事がひどく入り乱れ、整理や秩序がなく、めちゃくちゃな状態であること。部屋や書類などが散らかっている場合のほか、話・状況・情報などが混乱している場合にも用いる。
由来
中国に由来する語。元代(13~14世紀)成立の雑劇「合同文字」に用例が見られるとされる中国の口語的表現が、日本語にも取り入れられた。七・八は特定の数を指すのではなく、多さや雑多さを強める働きをする。
分類・構成
備考
「乱七八糟な部屋」「乱七八糟に散らかる」のように用いる。単に物が多いという意味ではなく、整理・秩序が失われている状態を表す。やや硬い語で、文章語的な響きがある。
誤用・混同注意
- 「乱七八槽」と書くのは誤り。正しくは「乱七八糟」。
- 「らんしちはちそう」ではなく、標準的な読みは「らんしちはっそう」。
- 「乱七八遭」は中国語の古い異表記として見られるが、日本語では通常「乱七八糟」と表記する。
例文
- 引っ越し直後の部屋は段ボールや家具が入り交じり、乱七八糟だった。
- 各担当者が別々の説明をしたため、会議の議論は乱七八糟になった。
- 災害直後には情報が乱七八糟に飛び交うことがあるので、公式発表を確認する必要がある。
類義語
- 雑然
- 無秩序
- 支離滅裂
- ごちゃごちゃ
対義語
- 整然
- 秩序整然
- 整理整頓