不相上下
読み方:ふそう じょうげ
意味
二つ以上のものを比べたとき、能力・実力・程度などにほとんど優劣や差がないこと。互いに同じくらいで、どちらが上とも下とも決めにくい状態をいう。
由来
中国・唐代後期(9世紀ごろ)の詩人・文人である陸亀蒙の文章「蠹化」に見える「不相上下」に基づく。「相」は「互いに」、「上下」は優劣・高低を表し、互いに上にも下にもならず、優劣がつかないという意味になった。
備考
主に二者の実力・能力・品質などを比較する際に用いる。単に「上下関係がない」という意味ではなく、比較した結果として優劣の差がほとんどないことを表す。
誤用・混同注意
- 「上下関係がない」という意味ではない。二者の優劣・程度に差がないことをいう。
例文
- 両チームの実力は不相上下で、試合は延長戦にもつれ込んだ。
- 二人の候補者は経験も実績も不相上下で、選考委員会は判断に苦慮した。
- 新旧モデルの基本性能は不相上下なので、価格や用途を基準に選ぶとよい。
分類
類義語
- 伯仲
- 互角
- 五分五分
- 拮抗
対義語
- 雲泥之差
- 天地懸隔