不問可知
読み方
ふもん かち
意味
人に尋ねたり説明を受けたりしなくても、事情や答えが自然に分かること。見れば明らかであること、改めて問う必要がないことをいう。
由来
中国の古典に見られる漢文的な表現に基づく語で、「問わずして知るべし」という意味から成る。「不問」は問わないこと、「可知」は知ることができることを表す。特定の一書を直接の出典とする確実な説や、日本で四字熟語として定着した正確な時期は明らかではない。
備考
主に文章語・硬い表現として用いる。「不問」は「問題にしない」の意味ではなく、「尋ねない」の意。日常会話では「見れば分かる」「言うまでもない」などが自然。
例文
- 彼の表情を見れば、結果が思わしくなかったことは不問可知だ。
- この数字の並びを見れば、計画に無理があることは不問可知である。
- 長年の経験者が不足しているのだから、作業が遅れることは不問可知だった。
類義語
- 自明之理
- 一目瞭然
- 明白
対義語
- 問わなければ分からない
- 不可知