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三人官女

読み方:さんにん かんじょ

意味

ひな祭りの段飾りで、内裏雛(男雛・女雛)に仕える女官を表した三体の人形。また、その三人の女官そのものを指す。一般に内裏雛の一段下に飾られ、酒器などを手にしている。

由来

「官女」は宮中に仕える女性、すなわち女官を意味する語である。「三人官女」は、日本のひな祭りの人形飾りにおける呼称として定着した。雛人形の段飾りが現在に近い形へ整えられた江戸時代(17~19世紀)に、内裏雛に仕える三人の女官を配する形式が広まったとされる。特定の中国古典に基づく故事成語ではない。

備考

ひな祭りに関する伝統的な名詞であり、故事成語としての四字熟語ではない。五人囃子や三人仕丁と混同されることがあるが、官女は内裏雛に仕える女性を表す人形である。

補足

  • 「三人仕丁」と混同しない。三人官女は女官、三人仕丁は雑用を担う男性の従者を表す人形である。
  • 故事成語・教訓を表す四字熟語ではなく、ひな祭りの人形の名称である。

例文

  • ひな壇には、内裏雛の下の段に三人官女を飾った。
  • 娘と一緒に、三人官女が手にしている酒器の違いを調べた。
  • この雛人形一式は、三人官女や五人囃子までそろっている。

分類

この四字熟語に使われている漢字