万事万端
読み方:ばんじ ばんたん
意味
すべての事柄、あらゆる方面や手だてのこと。「万事万端整う」のように用いて、必要な準備・手配が細部まで完全に整っていることを表す場合が多い。
由来
「万事」はすべての事柄、「万端」は多くの方面・手だてを意味し、両者を重ねて「あらゆる事柄」を強調した語である。中国・南宋の朱熹の講義を弟子らが編んだ『朱子語類』(13世紀後半に成立)に用例が見られる。
備考
「万事万端整う」「万事万端を整える」の形で、準備や手配に不足がない意を表すことが多い。単に「あらゆる事柄」という意味でも用いる。
補足
- 「万時万端」は誤記であり、正しくは「万事万端」。
- 語そのものが必ずしも「準備完了」を意味するわけではなく、「万事万端整う」などの文脈で準備が完全である意味が明確になる。
例文
- 式典に必要な準備は万事万端整ったので、あとは当日を待つだけだ。
- 海外赴任に向け、住居や保険など万事万端を確認しておいた。
- 彼女は万事万端に気を配るため、急な変更があっても落ち着いて対応できる。