一葉万里
読み方:いちよう ばんり
意味
「一葉万里」は、主要な国語辞典に四字熟語として定着した項目が確認できず、固有の慣用的意味はありません。字面上は「一枚の葉」と「万里(非常に遠い距離)」を並べたものですが、一般的な熟語として用いるのは不適切です。急速な進歩なら「一日千里」、小さな兆候から大きな変化を知る意味なら「一葉知秋」を用います。
由来
中国古典・仏典・日本古典などに由来する、定着した四字熟語としての典拠は確認できません。成立した時代も不明です。「一日千里」や「一葉知秋」などの既存表現との混同によって生じた非定型の表記と考えられます。
備考
「一日千里」は進歩・発展の速さ、「一葉知秋」は小さな兆候から全体の変化を察することを表す語です。「一葉万里」はこれらと混同しないよう注意が必要です。
補足
- 「一日千里」や「一葉知秋」と混同して、「一葉万里」を定着した四字熟語として用いること。
例文
- 「一葉万里」は定着した四字熟語ではないため、正式な文章では用いないほうがよい。
- 技術の進歩が非常に速いことは、「一日千里の進歩」と表現する。
- わずかな前兆から大きな変化を察する意味では、「一葉知秋」を用いる。