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一溜兀剌

読み方:いちりゅう こつらつ

意味

物事が勢いよく、一続きに滞りなく進むこと。特に、話や文章などが途中でつかえたり途切れたりせず、すらすらと続く様子をいう。「一溜」は一続き・一筋の意、「兀剌」は勢いよく進むさまを表す。

由来

中国・南宋の朱熹(1130~1200年)の講話を門人が編集した『朱子語類』に見える語とされる。『朱子語類』は朱熹の没後に編纂が進められ、1270年ごろに成書した。中国語の「一溜(一続きに)」と「兀剌(勢いよく進むさま)」を組み合わせ、よどみなく進行する状態を表した。

備考

非常に使用頻度の低い、文章語的な四字熟語である。日常会話では「すらすら進む」「よどみなく話す」などと言うほうが自然。単に速いことではなく、途中で滞らず続く点に重点がある。

誤用・混同注意

  • 「兀」を「元」と、「剌」を「刺」や「辣」と誤記しやすい。
  • 「いちりゅうこつれつ」と読まない。正しくは「いちりゅうこつらつ」。

例文

  • 十分に準備していたため、彼は質問に対して一溜兀剌と答えた。
  • 原稿を何度も推敲したので、発表は一溜兀剌に進んだ。
  • 両者の利害が一致し、交渉は一溜兀剌のうちにまとまった。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字