一心発起
読み方
いっしん ほっき
意味
心を一つに集中させ、仏道を求める決意を起こすこと。転じて、ある目標を達成するために、これまでの態度や生活を改め、強い決心をして新たに行動を始めることをいう。
由来
仏教語に由来する。「一心」は心を一つに定めること、「発起」は仏道・悟りを求める心を起こすことを表す。中国で漢訳仏典が広まった後(おおむね2~5世紀以降)に用いられた仏教的表現で、特定の一書を唯一の典拠とする語ではない。日本では後に、一般的な「強い決意をして始める」の意味でも使われるようになった。
分類・構成
備考
本来は仏道を志す心を起こすことをいう仏教語。現代では宗教的な文脈に限らず、「奮い立って新しいことを始める」の意味で用いる。「一念発起」も似た意味で使われる。
例文
- 彼は健康診断の結果を機に一心発起し、毎朝の運動を続けることにした。
- 何度も不合格になったが、彼女は一心発起して勉強法を見直した。
- 地域の活性化のため、若者たちが一心発起して新しいイベントを企画した。
類義語
- 一念発起
- 奮起一番
- 発憤興起
- 一大決心