一寒一暑
読み方
いっかんいっしょ
意味
寒い時期と暑い時期が交互に訪れること。寒暑の移り変わり、転じて一年の経過をいうこともある。自然の季節の循環や、気候が寒暖を繰り返す様子を表す言葉である。
由来
中国の古典『易経』繋辞上伝にある「寒往則暑来、暑往則寒来、寒暑相推而歳成焉(寒さが去れば暑さが来、暑さが去れば寒さが来て、一年が成り立つ)」という思想・表現に基づくとされる。『易経』は戦国時代から前漢期にかけて成立したと考えられるが、「一寒一暑」という四字の定型がいつ成立したかは明確ではない。
備考
主に文章語・漢文調の表現で、日常会話では「寒暖を繰り返す」「季節が移り変わる」などと言うことが多い。「一年」を表す場合もあるが、文脈から判断する。
例文
- 一寒一暑を繰り返しながら、今年も季節は確実に移り変わっていく。
- 一寒一暑の自然の理に従い、冬が過ぎればやがて暖かな春が来る。
- 庭の草木を眺めると、一寒一暑のうちに一年が過ぎたことを実感する。
類義語
- 寒暑往来
- 寒来暑往
- 暑往寒来
- 春夏秋冬
対義語
- 四季如春
- 常温常湿