鮪を抱いて寝たよう
読み方:まぐろ を だいて ねた よう
意味
冷たくて生気のない鮪を抱いて寝るように、ぬくもりや情愛、反応がなく、きわめて味気ないことのたとえ。古くは主に、夫が冷淡で愛情表現の乏しい妻と同衾することを、男性側の視点からいう表現である。
由来
成立した年代や、出典となる特定の文献は不明である。冷たく動かない魚である鮪を抱くというイメージから、温かみ・情愛・反応に乏しい相手との同衾をたとえた、日本で生まれた俗な比喩表現と考えられる。
備考
女性を冷たく反応の乏しい存在としてたとえる、男性中心的で性的な含みをもつ古い表現である。現代では相手を侮辱したり不快にさせたりしやすいため、日常会話での使用には注意が必要。
別表記
- 鮪を抱いて寝る
- まぐろを抱いて寝たよう
- まぐろを抱いて寝る
補足
- 単に「鮪を抱き枕にして気持ちよく寝る」という意味ではない。
- 「ぐっすり眠る」「満ち足りて眠る」という意味で解釈するのは誤り。
例文
- 夫婦仲が冷え切っていて、同じ布団に入っても鮪を抱いて寝たようなものだ。
- 夫は「妻と同じ床に入っても、鮪を抱いて寝たようで、少しも情愛が感じられない」とこぼした。
- この表現は、鮪を抱いて寝たような味気なさをいう古い言い回しだ。
分類
類義語
- 氷のように冷たい
- 味気ない
対義語
- 相思相愛
- 鴛鴦の契り
- 琴瑟相和す
対比・対照ことわざ
- 鴛鴦の契り
- 琴瑟相和す
このことわざに使われている漢字
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