飽き足らぬは欲の習い
読み方:あきたらぬ は よく の ならい
意味
人間の欲望にはきりがなく、すでに得ているものや与えられたものに満足できず、さらに多くを求めてしまうのが人の常である、という意味。欲深さを戒め、足ることを知る大切さを示す。
由来
特定の古典作品を出典とすることや、成立した正確な年代は未詳である。「飽き足りない」という人間の心を「欲の習い(欲望に伴う性質・常)」と表した、日本のことわざ的な言い回しとして伝わる。
備考
主に、際限なく求める欲望をたしなめる際に用いる。相手を直接非難する響きにもなり得るため、他人への批判より自戒として使うと穏当である。
例文
- 昇給したのに、すぐ次の昇進ばかり気にしている。飽き足らぬは欲の習いというものだ。
- 必要以上に買い集めても満足できないのは、飽き足らぬは欲の習いだからかもしれない。
- 目標を持つのはよいが、飽き足らぬは欲の習いともいう。今ある成果にも感謝しよう。
分類
類義語
- 人の欲に底なし
- 欲に限りなし
- 欲は尽きぬもの