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青田に雨

読み方:あおた に あめ

意味

稲が青々と育つ時期の田に降る雨は、稲の成長を助ける恵みとなることから、必要としている時に、ちょうど望ましいものが得られることのたとえ。待ち望んでいた援助や好機が訪れる場合にもいう。

由来

「青田」は、稲がまだ青く育っている田のこと。稲の生育期には適度な雨が欠かせないため、青田に降る雨を農家にとっての恵みになぞらえた、日本の農耕生活から生まれたことわざである。正確な成立時期や特定の文献上の初出は不明だが、近世以降に伝わる尾張いろはかるたの「あ」の札としても知られる。

備考

「青田」は生育中の青い稲田をいう。大雨や長雨そのものをほめる語ではなく、必要な時に適度な雨が降るという「時宜を得た恵み」に重点がある。

誤用・混同注意

  • 「青菜に塩」と混同し、元気をなくす・しおれるという意味で解するのは誤り。「青田に雨」は、必要な時に得られる恵みをいう。

例文

  • 日照り続きだった田んぼに程よい雨が降り、農家にとってはまさに青田に雨だった。
  • 資金繰りに困っていたところへ助成金の採択通知が届いた。青田に雨とはこのことだ。
  • 新規事業の立ち上げ時に経験豊富な人材が加わるのは、青田に雨のように心強い。

分類

類義語

対比・対照ことわざ

このことわざに使われている漢字