雪の上に霜
読み方:ゆき の うえ に しも
意味
すでに悪い状態や不幸な出来事があるところへ、さらに災難や苦しみが重なることのたとえ。雪が積もっている上に霜まで降り、寒さや厳しさがいっそう増すイメージからいう。
由来
雪が積もった上にさらに霜が降り、寒さや厳しさが増す情景を、不運や災難が重なる状態にたとえた表現である。初出や正確な成立年代は明らかでないが、江戸時代に成立した尾張いろはかるたの「ゆ」の札として伝わる。漢語の「雪上加霜」とも意味が近い。
備考
主に不運・困難が続く場面で用いる比喩表現。「雪上加霜」や「雪の上に霜を加える」ともいう。実際の雪や霜の描写ではなく、災難の重なりを表すのが一般的。
別表記
- 雪の上に霜を加える
- 雪上加霜
例文
- 不況で売上が落ち込んでいたところに原材料費まで高騰し、会社にとっては雪の上に霜だった。
- 病気で休職している最中に家電まで壊れ、まさに雪の上に霜という状況になった。
- 試験に落ちたうえ財布をなくすとは、雪の上に霜とはこのことだ。