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雪に耐えて梅花麗し

読み方:ゆき に たえて ばいか うるわし

意味

厳しい雪に耐えた梅の花は、いっそう美しく咲くという意味。人もまた、苦難や試練を忍耐強く乗り越えることで、人格が磨かれ、立派に成長できることのたとえ。苦しい経験には人を強く美しくする価値がある、という教えを表す。

由来

幕末から明治初期の西郷隆盛による漢詩「偶成」に見える「耐雪梅花麗、経霜楓葉丹」に基づく。「雪に耐えて梅花麗し、霜を経て楓葉丹し」と訓読され、厳しい試練を経ることで人の人格や力量が磨かれることを、梅の花と楓の葉にたとえた句として広まった。

備考

単独でも使うが、原典では「霜を経て楓葉丹し」と続く。漢文訓読調の格調高い表現であり、日常会話よりもスピーチ、教育、文章などで用いられやすい。

例文

  • 受験の失敗を糧に勉強を続け、ついに志望校に合格した彼女は、まさに「雪に耐えて梅花麗し」という言葉どおりだ。
  • 厳しい新人時代を乗り越えたからこそ、今の彼には後輩を導く力がある。雪に耐えて梅花麗しということだ。
  • 事業の苦境にあっても努力を怠らなかった会社は、再建後に大きく成長した。雪に耐えて梅花麗しを実感させる例である。

分類

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字