雨の後は晴れ
読み方:あめ の あと は はれ
意味
雨が降った後には空が晴れるように、つらいことや悪い状態もいつまでも続くわけではなく、やがてよい状況や幸せが訪れるというたとえ。文字どおり天気についていう場合にも使えるが、普通は苦難の後の希望を表す。
由来
本来は「雨の後は上天気(あめのあと は じょうてんき)」という形で知られることわざで、江戸時代(17世紀後半~18世紀頃)に広まった江戸いろはかるたの「あ」の札に採られたとされる。「上天気」は非常によい晴天の意で、雨の後には好天が来ることから、苦境の後には好転があることをいう。
備考
江戸いろはかるたでは「雨の後は上天気」が代表的な形。単に「必ずすぐ好転する」と断言するより、苦しい時期にも希望を持つという励ましとして用いる。
別表記
- 雨の後は上天気
- 雨のあとには晴れ
誤用・混同注意
- 「雨の後は晴れ」は、困難の後には必ず何もしなくても成功が訪れるという意味ではない。苦しい状況も永続しないという希望・励ましを表す。
- 江戸いろはかるたの定型は一般に「雨の後は上天気」であり、「雨の後は晴れ」はその簡略な言い方として用いられる。
例文
- 長く続いた不振も少しずつ回復してきた。雨の後は晴れというように、ここから状況はよくなるだろう。
- 試験に落ちて落ち込んでいたが、その経験を生かして志望校に合格した。まさに雨の後は晴れだ。
- 今日は朝から雨だったが、午後には青空が見えた。雨の後は晴れとはこのことだね。
分類
類義語
- 苦あれば楽あり
- 明けない夜はない
- 止まない雨はない
- 冬来たりなば春遠からじ