蛍二十日に蝉三日
読み方
ほたる はつかに せみ みっか
意味
蛍は二十日、蝉は三日ほどしか生きないという見立てから、命・人気・繁栄・流行などがきわめて短く、はかないことをいう。短い盛りや、一時的な成功がすぐに終わることのたとえ。
由来
初出文献や成立年代は明確ではない。夏の虫である蛍と蝉の成虫期を非常に短いものと見た、日本の民間の観察や俗説をもとに生まれたことわざとされる。「二十日」「三日」は寿命の正確な数値というより、短命・はかなさを強調するための表現である。
分類・由来
備考
「蛍二十日、蝉三日」ともいう。命の短さだけでなく、人気・栄華・流行などの一時的なはかなさにも用いる。実際の蛍や蝉の成虫寿命は種類や環境によって異なる。
例文
- 一時は大人気だった店も、蛍二十日に蝉三日で、半年後には閉店してしまった。
- 好況がいつまでも続くとは限らない。蛍二十日に蝉三日というように、景気のよい時期は短いものだ。
- 祖父は、蛍二十日に蝉三日なのだから、今できることを大切にしなさいと私たちに言った。
類義語
- 朝顔の花一時
- 露の命
- 蜉蝣の命
- 人の命は朝露の如し