苦労は身の薬
読み方
くろう は み の くすり
意味
苦労して得た経験や忍耐、技術は、その人を成長させ、後になって役に立つという意味。薬が体を健康にするように、つらい経験も人生のためになるというたとえ。
由来
正確な初出や成立した時代は明らかではない。古くから日本で伝えられてきた生活上の教訓で、「苦労は身の薬、遊びは身の毒」と続けて言う形もある。「身の薬」は、苦労が人の身につき、成長や将来の助けになることを薬にたとえた表現である。
分類・由来
備考
「身の薬」は実際の薬ではなく、苦労が人を鍛え将来の力になるという比喩。過度な苦痛や不当な労働まで正当化する意味ではない。
例文
- 慣れない仕事で失敗を重ねたが、今ではあの経験こそ苦労は身の薬だったと思う。
- 祖父は、困難から逃げずに学びなさいと、「苦労は身の薬だ」と私たちに話していた。
- 海外赴任中の苦労は大きかったが、語学力と対応力が身についたので、まさに苦労は身の薬だった。
類義語
- 若い時の苦労は買ってでもせよ
- 艱難汝を玉にす
- 苦労は買ってでもせよ
- 苦は楽の種
対義語
- 安逸は人を滅ぼす
- 楽は苦の種