花より実を取れ
読み方:はな より み を とれ
意味
見た目の華やかさや名目・評判よりも、実際に役立つ利益や内容を選ぶべきだということ。「花」は外見的な美しさ、「実」は実質的な成果や利益を表す。
由来
成立時期や最初の出典は明確ではない。花を眺めて楽しむことより、植物が結ぶ実を得ることを重視する農耕的な発想から生まれたたとえと考えられる。「花より団子」と同様に、外見より実利を尊ぶことを表す日本のことわざとして定着した。
備考
「実」は果実だけでなく、実質・利益・成果を指す。美しさや趣味を否定する言葉ではなく、何を優先するかを述べる場合に用いる。
別表記
- 花より実
- 花より実を取る
- 花より実をとれ
例文
- 新しい事務所は豪華でなくていい。花より実を取れで、家賃が安く交通の便がよい場所を選ぼう。
- 贈答品は見栄えも大切だが、毎日使える品のほうが喜ばれる。花より実を取れという考え方だ。
- 広告ばかりに予算をかけず、商品の品質を上げるべきだ。商売では花より実を取れという。
分類
類義語
対義語
- 実を捨てて名を取る
対比・対照ことわざ
- 実を捨てて名を取る