色目を使う
読み方:いろめを つかう
意味
恋愛対象となる相手の気を引こうとして、好意や誘惑を含んだ目つき・態度を見せること。単に好意を示すというより、相手に媚びたり誘惑したりするような、からかい・非難を伴う意味で使われることが多い。
由来
「色」は古くから恋愛・情欲に関わることを表し、「目」は目つきや視線を表す。この二語から成る「色目」が、恋愛的な好意をにじませる目つき・態度を意味するようになり、「色目を使う」といわれるようになった。定型句としての初出や成立年代は特定されていない。
備考
恋愛的・性的な誘惑を含む場面で用いる。相手を軽薄・計算高いと評する響きがあり、特に女性へ一方的に用いると侮蔑的・性別役割的に受け取られることがあるため注意が必要。
別表記
- 色目をつかう
- いろめを使う
補足
- 「色目」を単なる色合い・配色の意味だと解し、「色目を使う」を色を使い分けることだとする誤解。
- 単に親切だったり愛想がよかったりすることを指す中立的な表現として使うのは不正確。通常は恋愛的・誘惑的な意図を含む。
- 実際に視線を送る場合にしか使えないとする誤解。目つきだけでなく、誘惑的な態度全般についてもいう。
例文
- 彼女は取引先の担当者に色目を使っている、といううわさが広まった。
- 彼は店員に色目を使うつもりはなく、ただ愛想よく話していただけだった。
- 映画では、主人公が相手に色目を使って情報を聞き出そうとする場面がある。
分類
類義語
- 秋波を送る
- 媚びを売る
- 思わせぶりな態度をとる
対義語
- つれなくする
- そっけない態度をとる
- 無関心を装う