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良医は病人を選ばず

読み方:りょうい は びょうにん を えらばず

意味

すぐれた医者は、患者の病気の重さ、治りやすさ、身分や貧富などによって診療相手を選り好みせず、どんな病人にも誠実に力を尽くすという意味。転じて、真に有能で責任感のある専門家は、相手や仕事の条件を選んで避けたりしないことをいう。

由来

「良医」と「病人」を対比させた、医者のあるべき姿を説く古いことわざである。初出となる文献や正確な成立時期は明確ではなく、由来は未詳。なお、「良将は兵を選ばず」のように、優れた人物は与えられた条件を選り好みしないという類似の言い回しもある。

備考

現代では専門分野や設備上の理由で適切な医療機関へ紹介することも重要であり、無理に全患者を一人で診るべきだという意味ではない。医療以外の職業にも比喩的に用いる。

例文

  • 難しい症例だからと断るのではなく、良医は病人を選ばずという姿勢で患者に向き合うべきだ。
  • 彼女は利益の少ない相談も丁寧に受ける。まさに良医は病人を選ばずという言葉どおりの専門家だ。
  • 新人の指導でも、できる人だけを相手にしていてはならない。良医は病人を選ばずの精神を見習おう。

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字