美しい薔薇には棘がある
読み方:うつくしい ばら には とげ が ある
意味
美しく魅力的に見える人・物・出来事にも、欠点、危険、苦労、あるいは近づく際の痛みが伴うことがある、というたとえ。外見や良い面だけを見て安易に判断してはいけないという戒めとしても用いる。
由来
ヨーロッパに古くからある「薔薇には棘がある」「棘のない薔薇はない」という趣旨のことわざを、日本語に移して定着した表現とされる。英語の「Every rose has its thorn」や「No rose without a thorn」などに対応する。日本語としての初出や定着した正確な時期は不明だが、近代以降に広まったと考えられる。
備考
「薔薇」は「ばら」、「棘」は「とげ」と読む。恋愛や美人について用いられることもあるが、相手を一方的に危険視・悪評する響きにならないよう、使う場面には配慮する。
例文
- 彼女の企画は魅力的だが、予算面の負担も大きい。美しい薔薇には棘があるということだ。
- その仕事は憧れの職業に見えるが、厳しい競争がある。美しい薔薇には棘があるね。
- 新しいサービスは便利な反面、個人情報の扱いに注意が必要だ。美しい薔薇には棘があることを忘れてはいけない。
分類
類義語
- 薔薇に棘あり
- うまい話には裏がある
- 甘い蜜には毒がある