縁に目鼻なし
読み方:えん に めはな なし
意味
人との結び付き、特に男女・夫婦の縁は、容貌の美醜、身分、年齢などを選んで生じるものではないということ。縁そのものには目も鼻もなく、相手の顔立ちを見分けて選ぶことはできない、というたとえ。
由来
成立した時期や明確な初出は不明です。「縁」は、もともと仏教で物事が生じるための条件・つながりをいう語です。この縁を人になぞらえ、「目鼻がないから相手の容貌を見て選べない」と表現した、日本で定着したことわざです。主に婚姻や男女の出会いについて用いられてきました。
備考
主に恋愛・結婚の縁について使う表現です。相手の容姿を話題にしやすいため、他人の容貌を評価するように響かないよう、使用場面には配慮が必要です。
例文
- 二人は年齢も育った環境も大きく違うが、縁に目鼻なしで結婚することになった。
- 美人だから良縁に恵まれるとは限らない。縁に目鼻なしというものだ。
- 周囲には意外な組み合わせに見えても、本人たちが結ばれたのなら縁に目鼻なしだね。
分類
類義語
- 縁は異なもの味なもの
- 合縁奇縁
- 縁あれば千里