糠味噌が腐る
読み方:ぬかみそ が くさる
意味
主に妻や女性が、嫉妬したり不機嫌になったりすることをいう。とくに、夫や恋人がほかの女性を褒めたり親しくしたりしたために、やきもちを焼く場合に用いる。
由来
成立時期や初出は明確ではない。糠味噌(ぬか床)は毎日かき混ぜて手入れをしないと傷みやすく、かつてその世話を主婦の仕事とみなす習慣があった。妻が機嫌を損ねて世話を怠ると糠味噌が腐る、という古い生活習慣・性別役割を背景に、女性の嫉妬や不機嫌を表すようになったとされる。
備考
古い言い回しで、現代では日常会話で使われることは多くない。女性や妻を家事・嫉妬と結び付ける表現であるため、使用時には性別役割の固定観念を含む点に注意が必要。
例文
- 夫が同僚の女性を何度も褒めるものだから、女房の糠味噌が腐ってしまった。
- 彼女の前で昔の恋人の話ばかりすると、糠味噌が腐るぞ。
- 宴席で若い女性にばかり気を配っていたら、妻の糠味噌が腐ったようで、帰り道は口をきいてくれなかった。
分類
類義語
- 焼き餅を焼く
- 嫉妬する
- やきもちを妬く
- 機嫌を損ねる
対義語
- 焼き餅を焼かない
- 寛大に受け止める
- 機嫌よく振る舞う