粟飯に鉄砲
読み方
あわめし に てっぽう
意味
粗末な粟飯を食べているような暮らしなのに、高価でぜいたくな鉄砲を持つことから、生活の程度や必要性に釣り合わない物に金や手間をかけること。物事の取り合わせが不相応で、ちぐはぐであることもいう。
由来
粟飯は米飯より粗末な食事と見なされ、鉄砲は高価で特別な道具だったことから生まれたたとえとされる。粗食をしているのに鉄砲を持つという不釣り合いな組み合わせで、分不相応なぜいたくや優先順位の誤りを表す。成立した正確な年・初出資料は不明である。
分類・由来
備考
現在は日常会話で頻繁に使われる表現ではなく、やや古風なことわざである。相手の金遣いや優先順位を批判する響きがあるため、使用場面には注意が必要。
例文
- 生活費を切り詰めているのに最新の高級車を買うとは、まさに粟飯に鉄砲だ。
- 基本的な設備を直さずに豪華な応接室だけを造るのは、粟飯に鉄砲というものだ。
- 彼は食事にはほとんど金を使わないのに、趣味の道具には大金を注ぐ。粟飯に鉄砲のような暮らしぶりだ。
類義語
- 不相応
- 身の丈に合わない
- ちぐはぐ
- 本末転倒
対義語
- 身の丈に合った暮らし
- 分相応
- 釣り合いが取れている