神も仏も照覧あれ
読み方:かみも ほとけも しょうらん あれ
意味
神も仏も自分の行いと心の内をすべて見ているのだから、自分には偽りがない、という意。自分の無実や誠意、主張の正しさを強く訴えるために、神仏を証人として呼びかける言葉である。
由来
神道の神と仏教の仏をともに敬う、日本の神仏習合的な信仰を背景とする表現。「照覧」は、神仏などが明らかに見届けることをいう。特定の著作を出典とするものではなく、成立時期も明確ではないが、江戸時代に普及した尾張いろはかるたの「か」の札としても知られる。
備考
「照覧」は「よく見ていること、見届けること」の意。現代の日常会話ではやや古風で、芝居がかった強い誓い・弁明として用いられる。神仏への実際の信仰の有無を問わず使える。
例文
- 私は決して帳簿をごまかしていない。神も仏も照覧あれ、この件には一切関与していない。
- 神も仏も照覧あれと誓い、彼は自分の潔白を訴えた。
- 亡き友との約束を破ったことはない。神も仏も照覧あれ、私は最後まで約束を守った。
分類
類義語
- 神仏照覧
- 天地神明に誓って
- お天道様が見ている
- 天知る地知る我知る人知る
対義語
- 神も仏もない
対比・対照ことわざ
- 神も仏もない