真理は時の娘
読み方
しんり は とき の むすめ
意味
真理は、すぐには人に認められなくても、時間の経過や経験、検証によってしだいに明らかになるという意味。目先の評判や権威による判断よりも、長い時間が事実を確かめる力を持つことをいう。
由来
古代ローマの著作家アウルス・ゲッリウス(2世紀ごろ)に由来するとされるラテン語「Veritas temporis filia(真理は時の娘)」が源流とされる。17世紀初頭にはフランシス・ベーコンも「真理は時の娘であって、権威の娘ではない」という趣旨で用いた。日本語の「真理は時の娘」は、その格言を訳した定着表現である。
分類・由来
備考
直訳的な比喩表現で、「時」は年月・歴史・検証の過程を指す。「真理は時の娘であって、権威の娘ではない」という長い形でも引用される。日常会話より文章・演説で用いられやすい。
例文
- 新しい学説は当初ほとんど支持されなかったが、後の研究で正しさが証明された。まさに真理は時の娘だ。
- 今は彼の主張を急いで否定せず、資料がそろうのを待とう。真理は時の娘というからだ。
- 一時のうわさに左右される必要はない。真理は時の娘であり、事実はいずれ明らかになる。
類義語
- 時が真実を明らかにする
- 真実は時とともに明らかになる
- 真理は権威の娘ではない