猫の目
読み方:ねこ の め
意味
主に「猫の目のように変わる」の形で用い、天気・相場・方針・人の態度などが、短い間に次々と大きく変化して安定しないことをいう。猫の瞳孔が明るさによって細くなったり丸く大きくなったりする様子にたとえた表現。
由来
明るさの違いによって猫の瞳孔の大きさや形が著しく変わって見えることから、変化の激しい物事をたとえる日本語表現となった。成立した正確な年代や、特定の初出文献は明らかではない。
備考
単独よりも「猫の目のように変わる」として使うのが一般的。変化の激しさや不安定さを表すため、方針・態度について用いると批判的な響きを伴うことがある。
別表記
- 猫の目のように変わる
補足
- 猫の目そのものが「気まぐれ」という意味だとするのは不正確。主眼は、猫の瞳孔の見え方になぞらえた「変化が激しいこと」にある。
- 「猫の目」は通常、「猫の目のように変わる」と述語を伴う形で使う。単独で人の性格を指す語として使うと意味が伝わりにくい。
例文
- 春の山の天気は猫の目のように変わるから、雨具を用意しておこう。
- 為替相場が猫の目のように変わり、輸入価格の見通しが立てにくい。
- 会社の方針が猫の目のように変わるので、現場は対応に追われている。
分類
類義語
- 目まぐるしく変わる
- 変転極まりない
- 朝令暮改
対義語
- 終始一貫
- 不変
- 一貫性がある