検索

海老の腰は伸ばされぬ

読み方:えびのこし は のばされぬ

意味

海老の体、とくに腰のように曲がった部分は無理に伸ばせないことから、人が生まれつき持つ性質や、長年身についた癖・習慣は、簡単には改められないというたとえ。また、もともとの形や性質に逆らって変えようとしても無理である、という意味でもいう。

由来

成立時期や初出文献は明確ではない日本のことわざである。腰の曲がった海老を無理に伸ばすことはできない、という身近な観察を、人の生来の性質や長年の癖は変えにくいことのたとえにした表現とされる。少なくとも近世以降に用いられてきたと考えられる。

備考

「ぬ」は「ない」の文語的な言い方。人の性格や癖を変えられないと断定する響きがあるため、相手を評価する場面では慎重に用いるとよい。

例文

  • 何度注意されても時間に遅れるので、祖父は「海老の腰は伸ばされぬというからな」と困ったように笑った。
  • 長年の浪費癖を急に直すのは難しく、海老の腰は伸ばされぬという状態だった。
  • 彼の頑固さを海老の腰は伸ばされぬと決めつけるのではなく、少しずつ話し合って変化を促そう。

分類

類義語

対義語

このことわざに使われている漢字