海老の真似をする蝦蟇
読み方:えび の まね を する がま
意味
自分の能力や立場をわきまえず、優れた者のまねをして、かえって失敗したり恥をかいたりすることのたとえ。蝦蟇(がま)が海老の動きを無理にまねようとしても、同じようにはできないという意味でいう。
由来
海老が身を曲げて素早く跳ねる姿を、体つきの異なる蝦蟇(がま)がまねしようとするという寓意的な見立てから生まれた日本のことわざとされる。特定の著作や成立年を示す確かな初出は不明だが、古くから「能力に合わない模倣」を戒める表現として用いられてきた。
備考
「蝦蟇」は主にヒキガエルを指し、読みは「がま」。相手を能力不足だと評する響きがあるため、本人に直接向ける場合は失礼になり得る。
例文
- 経験もないのに名人と同じ手法だけを取り入れるのは、海老の真似をする蝦蟇になりかねない。
- 彼は有名選手のフォームを無理にまねしてけがをした。まさに海老の真似をする蝦蟇だ。
- 人の成功法をそのまま真似する前に、自分に合う方法か考えよう。海老の真似をする蝦蟇では困る。
分類
類義語
- 鵜の真似をする烏
- 身の程知らず
- 高望み
対義語
- 身の程を知る
- 分相応に振る舞う
- 己を知る