油断大敵
読み方:ゆだん たいてき
意味
少しでも注意を怠ったり気を緩めたりすると、大きな失敗や危険を招きかねないため、常に警戒を怠ってはならないという戒め。「大敵」は、重大な損失や失敗をもたらす最大の障害という意味。
由来
「油断」は、灯明の油を絶やせば明かりが消えるように、注意を絶やしてはならないとする仏教的な教え・比喩に結び付けて説明されることが多い語である。ただし、「油断大敵」という四字の定型句そのものの初出や成立時期は不詳である。
備考
「油断は大敵」の形でも広く用いる。安全管理、スポーツ、勉強、仕事などで注意を促す標語・訓戒として使われる。「大敵」は特定の人物ではなく、失敗や危険を招く大きな障害の意。
別表記
- 油断は大敵
補足
- 「大敵」を特定の敵対者・人物の意味に取るのは不適切であり、ここでは注意不足が重大な失敗や危険を招く最大の障害だという意味。
- 「油断」を文字どおり「油を断つこと」と解釈するのは誤りで、現代語では「気を緩めて注意を怠ること」を指す。
例文
- 試験はまだ一週間先だが、油断大敵なので毎日復習を続ける。
- 交通量の少ない交差点でも油断大敵だ。左右を十分に確認してから渡ろう。
- プロジェクトは順調に見えるが、納期直前こそ油断大敵だとチーム全員に呼びかけた。
分類
類義語
対義語
- 用心深い
- 慎重
- 細心の注意