枝を矯めて根を枯らす
読み方
えだを ためて ねを からす
意味
曲がった枝を無理に直そうとして木の根まで枯らしてしまう意から、小さな欠点や一部分を直そうとしてやり方が行き過ぎ、かえって全体や根本をだめにしてしまうことのたとえ。
由来
曲がった枝を矯正しようとして無理を加えれば、木の根まで傷み、木全体が枯れることがあるという比喩から生まれた日本のことわざである。特定の初出文献や正確な成立年代は明らかではない。
分類・由来
備考
「矯める」は、曲がりや癖を無理に直す意。「貯める」とは異なる。日常会話よりも、教育・指導・改革などで行き過ぎを戒める際に用いられる。
例文
- 新人の小さなミスを厳しく責め続けるのは、枝を矯めて根を枯らすようなものだ。
- 規則を細かくしすぎて現場の意欲を失わせれば、枝を矯めて根を枯らすことになる。
- 子どもの癖を直そうとして個性まで否定しては、枝を矯めて根を枯らす。