朽木は柱にならぬ
読み方:くちき は はしら に は ならぬ
意味
朽ちて腐った木は、家を支える丈夫な柱には使えないということ。そこから、能力・資質が乏しい人や、すでに堕落して役に立たなくなった人は、大切な役目や重要な仕事を任せることができない、というたとえ。
由来
朽ちた木は強度がなく、建築の柱として使えないという実際の経験から生まれたたとえである。特定の著者・初出資料や成立年は明確ではないが、古くから伝わる日本のことわざとして用いられてきた。
備考
人を「役に立たない」と断じる厳しい響きがあるため、現代では他人への直接的な批判として使う際には注意が必要。人材・組織・教育の文脈で比喩的に用いられる。
例文
- 十分な知識も責任感もない者を管理職にするのは、朽木は柱にならぬというものだ。
- 不正を繰り返して反省しない人に会計を任せるのは危険だ。朽木は柱にならぬと言うではないか。
- 彼を最初から見限るのではなく、朽木は柱にならぬという言葉を安易な人材評価に使わないよう注意したい。
分類
類義語
- 腐木は柱にならぬ
- 枯れ木は柱にならぬ
- 曲がり木は柱にならぬ