朝のうちは七人の敵がある
読み方:あさのうちは しちにんのてきが ある
意味
朝の時間帯は、身支度・食事の支度・出かける準備など、しなければならない用事が多く、仕事や頼まれ事を思うように進めにくいというたとえ。「七人の敵」は文字どおりの敵ではなく、多くの妨げや忙しさを表す。
由来
日本で古くから伝わる生活上のことわざとされるが、初出の文献や正確な成立時期は不明である。朝には家事や身支度などの用事が集中しやすい暮らしの実感から生まれた表現と考えられる。「七人」は実数ではなく、「多い」ことを強調するための数である。
備考
主に、朝に家事や準備が集中して忙しい様子をいう、やや古風な表現。実際に敵が七人いるという意味ではない。現代では家庭生活や開店準備などの比喩として用いられる。
例文
- 朝のうちは七人の敵があるというから、急ぎでない相談は昼前に回してください。
- 子どもの支度と朝食の準備が重なるので、わが家では朝のうちは七人の敵がある状態だ。
- 開店直後は品出しや問い合わせで慌ただしい。まさに朝のうちは七人の敵がある、という感じだ。
分類
類義語
- 猫の手も借りたい
- 目が回る
対義語
- 早起きは三文の徳
- 朝飯前