星移り物変わる
読み方:ほし うつり もの かわる
意味
歳月が過ぎるにつれて、世の中の事情や人・物事のありさまが大きく変化すること。星の位置が移るほど長い時間が経ち、その間に万物が移り変わるという意味でいう。
由来
中国・唐代の詩人、王勃(おうぼつ)が675年ごろに作ったとされる「滕王閣序」の「物換星移幾度秋(物換わり星移りて、幾度の秋ぞ)」に基づく。日本ではこの句を訓読・翻案した「星移り物変わる」という形で、歳月と世の変化を表すことばとして定着した。
備考
文章語的で、長い年月による社会・環境・人事の変化を感慨を込めて述べる際に用いる。単に短期間の流行の変化にはあまり用いない。
別表記
- 物変わり星移る
- 物換わり星移る
例文
- 駅前の商店街も再開発ですっかり姿を変えた。まさに星移り物変わるだ。
- 卒業以来三十年ぶりに故郷を訪れると、星移り物変わるで、子どものころの面影はほとんどなかった。
- 技術の進歩が速い現代では、星移り物変わるという感慨を抱く場面が多い。
分類
類義語
対義語
- 万古不易
- 不易