明日の日和を今日占うな
読み方
あす の ひより を きょう うらなう な
意味
明日の天気を今日のうちに占っても確かなことは分からない、という意味から、まだ起きていない将来のことを根拠なく予測したり、あれこれ心配したりしても仕方がないというたとえ。先のことを断定せず、まず現在できることをすべきだという教え。
由来
特定の作者・初出文献・成立時期は不詳である。明日の空模様を今日占うことのむなしさを、将来の出来事は確実には予測できないことの比喩として表したことわざとされる。
備考
「日和」はここでは天気・空模様の意。科学的な天気予報や将来への備えまで否定するものではなく、根拠のない先取りの不安や断定を戒める際に使う。
例文
- 新製品が必ず成功するかはまだ分からない。明日の日和を今日占うなというように、まずは目の前の準備を進めよう。
- 結果発表の前から不合格だと落ち込む弟に、母は「明日の日和を今日占うな」と声をかけた。
- 市場の動きを完全に当てようとするより、明日の日和を今日占うなという気持ちで、変化に備えるほうがよい。
類義語
- 明日のことを言うと天井の鼠が笑う
- 一寸先は闇
- 明日は明日の風が吹く
- 取り越し苦労
対義語
- 備えあれば憂いなし
- 転ばぬ先の杖