損は得の始め
読み方
そん は とく の はじめ
意味
一時的に損をしても、それを惜しまずに行動すれば、後になってより大きな利益や成果を得られることがある、という意味。目先の小さな損失だけで判断せず、長い目で利益を考えるべきだという教え。
由来
正確な初出や成立時期は不明です。日本で古くから用いられてきた損得に関する教訓的なことわざで、「損して得取れ」とほぼ同じ意味で使われます。商売や人間関係では、先に少し譲ったり投資したりすることが、将来の利益につながるという考え方を表しています。
分類・由来
備考
金銭だけでなく、時間・労力・譲歩などにも使えます。ただし、無計画な損失を勧める言葉ではなく、将来の利益を見込んだ先行投資や配慮を表します。
例文
- 新規顧客には初回の修理費を無料にした。損は得の始めというように、信頼を得られれば今後の依頼につながる。
- 研修に時間と費用をかけるのは一見損に見えるが、損は得の始めで、社員の成長は長期的な利益になる。
- 今回は相手に譲歩しよう。損は得の始めと言うし、良好な関係を築くことのほうが大切だ。
類義語
- 損して得取れ
- 損して徳取れ
- 小を捨てて大を取る
対義語
- 得は損の始め
- ただより高いものはない
- 安物買いの銭失い